鮭御膳百選が最終回
地酒かたむけ21品
三面の鮭文化伝承の会
地酒とともに伝統の鮭料理を堪能した
伝統ある三面川の鮭料を味わおうと先月21日、
村上市寺町の割烹「吉源」で「三面川の鮭御膳百選を味わい尽くす会」が開かれ、
参加した約40人の市民らが地酒とともに21品にのぼる鮭料理を堪能した。
この催しは、三面川の鮭文化伝水の会(赤羽正春会長)が
三面川の鮭料は百種類ある”という伝承を何回かに分けて再現現してみよう」とはじめたもので今回、
最終となる第5回目を迎えた。
始めに赤羽会長が「最終回を迎え感無。鮭を食べ尽くす村上の食文化は、
儀礼として現在も残っていることに価値がある」とあいさつ。
5回すべてに参加した8人に達成感謝状が贈呈された後、
参加者らは、古くから継承されてきた伝統料理や現代風にアレンジされた前菜、
主菜、箸休め、椀の物、飯物など、鮭の頭から尾まで余すところなく使った特別料理に舌鼓を打っていた。
初めて参加した30代の男性は「鮭料理が百種類もできるのにたいへん驚いた。
地酒との相性も良く、とてもおいしかった。今後も鮭を活かしたイベントを楽しみにしている」と話していた。