鮭の飯ずし
匂いが穏やかで、鮭の塩味、ご飯の甘味と乳酸の酸味のバランスが絶妙。 奥深い味わいを持つ一品だ。
鮭王国、村上地方の正月の味、伝統の一品
鮭の薄切りど、数の子、ニンジン、大根、はらこ、氷頭、ユズ、椛で仕込んだご飯を合わせた自然食品。武家から町屋へと伝わり、村上で長く親しまれてきた。 保存食「なれずし(熟ずし)」の一種で、秋に捕れた鮭を年の暮れに向 けて漬け込む。ご飯の寝かせ方が昧の決め手となるが、案配が難しく、自分で作る家は減っているという。 だが、正月料理として、また、酒の肴として、広く愛されている
「鮭の販ずし」が買えるお店はココ! 越後村上うおや
村上市大町4-3 0254-52-3056 9時~17時 不定休(12月,人形さま巡りおよび屏風祭り期間中は無休) P 3台 「鮭の飯ずし」は11月~春先までの販売。1,200円(250g)で通信販売もあり。 隣接の図書館「大町文庫」内にある食事処 「海鮮‐鰭(いちびれ)」のお膳「彩(あや)」1,500円にも 飯ずしが添えられている
人々の集いにふるさとの昧あり 郷土ずしあれこれ 海・山・平野に恵まれた新潟は、水よし、米よし、魚よし。 県内各地には、風土に根ざしたさまざまなすしがあり 今も長く愛されています。その一部をご紹介します。